上の写真はSUGOI-ne2号ゴールド栽培のカキランとクマガイソウの菌根である。
根を見ただけでは見分けがつかない。
クマガイソウの菌根
カキランの菌根
ラン科植物26000.
この植物に共通しているのは全て「菌根」であるということ。
このラン菌と共生している「菌根」であるが、仔細に観察してみると、
大きな違いがあり、グループに仕分けすることができる。
これは分類ではなく・・・「仕分け」というべきか???
属による違いではないからである。
根から進化の謎を考えるのも面白いかも・・・。
SUGOI-ne栽培を行う場合、属の違いでアレコレするよりも、
根の似たようなランは、栄養生長期間はほとんど同じ潅水で良いということができる。
冬の潅水は、オシボリの湿度を持続させればよい。
根を分類(仕分け)して
SUGOI-ne栽培を考えること。
例えばクマガイソウとカキランの根は・・・ほとんど同じ。
バンダとCymbidiumの根はほとんど同じ
カトレアの根と・・・・・・。
このように、異なる属のランでありながら、
根を見るとほとんど同じ根を持っている。
同じような生態系に自生しているランには、
根では分類不可能なほど似ている場合がある。
つまり、ランは根本の根は、花のように多様な進化をさせてはならなかった。
ラン菌と共生しなければプロトコームを作り、発芽することができないからである。
さらに根にラン菌を生息させる「菌根」でなければ、「糖」を調達出来ないという
森の負け組み植物が背負う宿命があった。
そういうことで植物分類学では、根を調べても明確な差異を見つけることが
出来ないから根の詳細な記載はない。
kouza 1cz